モモの選び方

強い甘味と、とろけるようなジューシーな食感が魅力的なモモ。
初夏～晩夏の旬の時期には、スーパーや八百屋などでよく見かけますよね。

ただ、美味しいモモをどう見分ければいいのかは、意外とわからないもの。
適当に選んだら、酸っぱかったり硬かったりした方も多いかもしれません。

そこでこの記事では、美味しいモモを選ぶ5つのポイントをご紹介！
モモの選び方を学んで、旬の時期を逃さず美味しいモモを楽しみましょう。

美味しいモモの選び方・見分け方

美味しいモモを選ぶポイントは、「表面・色・形・大きさ・香り」の5つ。
表面の産毛や皮の色、全体のサイズ感や匂いで完熟した甘いモモがわかります。

ただ、モモはとてもデリケートな果物。
表面を押したり爪で傷つけたりすると、すぐに痛んでしまいます。

店頭でモモを選ぶときは、むやみに触らず、目で状態を見極めてくださいね。

美味しい桃は、皮全体に産毛が生え、しっとりとした潤いとハリを感じます。

また皮の色が濃い部分に、白い斑点（果点）のあるモモは糖度が高いです。
酸味がなく、甘味の強いモモが食べたいなら、斑点のあるものを選びましょう。

色合いが鮮やかで、全体がしっかり着色しているモモを選びましょう。

赤いモモなら鮮明な紅色、白いモモならキレイなクリーム色か確認。
黒ずんでいたり、青みがかかっていたりするモモは、避けた方が安心です。

また、モモのお尻（軸周辺）は、完熟度をあらわすバロメーター。

軸周辺が緑〜黄緑色なのは、早採りされた未成熟なモモです。
一方で黄色く変色したモモは、鮮度が落ちているので注意しましょう。

割れ目に対して、左右のバランスが整っているモモは良品。
変形しておらず、ふっくらとキレイな丸いモモは美味しいです。

どちらかに偏っていたり、横長すぎたりするモモは、核割れしている可能性あり。
果肉が傷んだり、カビが生えたりしているかもしれないので、避けてくださいね。

美味しいモモを食べたいなら、中玉以上のサイズがオススメ。

モモは大きいほど管理が難しいため、作り手が手をかける傾向が強いです。
サイズが大きいほど丁寧に栽培されるので、美味しいモモが多いと言われています。

モモは完熟してくると、香りがどんどん強くなります。
包装紙や皮越しでも甘い香りを放つモモは、まさに食べごろですよ。