モモ

モモ

バラ科サクラ属の落葉性植物。

原産地は中国で、古代中国では、長寿の仙薬として「長生の実」「仙果」と呼ばれていました。
日本には弥生時代に伝来し、日本最古の歴史書「古事記」「日本書紀」にも記載されています。

現在の日本で主に栽培されているモモは、明治初期に伝来した品種です。
その他にも、山梨県や福島県、和歌山県を中心に100種類以上の品種が生産されています。

多くの品種が7月~8月に旬をむかえますが、晩生種は9月末~10月頭が食べごろ。
種類によって甘さや食感が異なるので、お気に入りの産地や品種を探してみてはいかがでしょうか。

モモに関する豆知識

モモの栄養

古代中国で「食べると長寿になる」「邪気を払う」と、重宝されていたモモ。モモの果実には、ペクチンやカリウム、クエン酸などが含まれていて栄養満点です。美味しいだけでなく、便秘解消や疲労回復、高血圧予防など、健康にも嬉しい効果が期待できますよ。 詳しく見る

モモの保存方法

みずみずしい食感が魅力のモモは、デリケートであまり日持ちしない果物。乾燥と冷気に弱いので、2~3日で食べきるなら常温保存するのが一番です。もし3日以上長持ちさせたいなら、冷蔵ではなく冷凍保存した方がベター。食感は多少変わりますが、美味しいモモを味わえます。 詳しく見る

モモの選び方

美味しいモモを選ぶポイントは「表面・色・形・大きさ・香り」の5つです。モモ全体がしっかり色づいていて、香りが立っているのは完熟している証。また中玉以上で、形が左右均等なモモは良品です。5つのポイントを見極めれば、甘くてジューシーな美味しいモモを楽しめます。 詳しく見る

モモの種類

モモは、全国で100種類以上の品種が栽培されている、人気のフルーツ。一般的に流通しているのは「水蜜桃」ですが、大きく「白桃系」「黄桃系」「白鳳系」「蟠桃(ばんとう)」「ネクタリン」の5種類に分類できます。種類ごとに違うモモの魅力を楽しめますよ。 詳しく見る

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