カボチャ
ウリ科カボチャ属の果菜。
16世紀、九州に渡来したポルトガル船によって、寄港地のカンボジアから日本にもたらされました。
ポルトガル語でカンボジアを意味する「カンボジャ」がなまって、「カボチャ」になったんだそう。
カボチャは日本でも広く普及し、現在主に食べられているのは「西洋カボチャ」という種類です。
甘くてホクホクした食感が魅力で、料理にもスイーツにも使える万能野菜として大人気。
また、β-カロテンやビタミン類が豊富に含まれていて、栄養価の高さはトップクラスです。
主に北海道や青森県、茨城県などを中心に生産され、収穫量が多いのは8月。
ただカボチャは、収穫したてよりも、数か月追熟した方が美味しくなるんです。
9月~12月ごろに出回るカボチャは、味がよいのはもちろん、栄養もたっぷりですよ。