カボチャの選び方
カボチャは、収穫したあと追熟することで、甘味とホクホク感が増すお野菜。
とれたてで鮮度の高いカボチャが美味しいわけではないので、注意が必要です。
美味しいカボチャを選ぶポイントは、「皮・果肉・ヘタ・形・重さ」の5つ。
5つの点をおさえれば、甘くてやわらかい、美味しいカボチャを見分けられますよ。
この記事では、美味しいカボチャの選び方をご紹介いたします。
美味しいカボチャの選び方・見分け方
- 皮
- 果肉
- ヘタ
- 形
- 重さ
こちらは美味しいカボチャを選ぶときに、チェックすべき5つの場所です。
各部位の状態を見極めることで、甘くてホックリしたカボチャを楽しめますよ。
それでは、部位ごとの確認方法を詳しく解説していきますね。
皮
- 皮の緑色・オレンジ色が濃い
- 皮が硬く、表面にツヤがある
- 皮ギリギリまで黄色くなっている
丸ごと購入するなら、皮の色が濃く、表面にツヤのあるカボチャを選びます。
カボチャの皮にある黄色~オレンジ色のムラは、地面と接していた部分。
中の果肉の色を表しているので、色ムラの部分が濃いほど完熟しています。
また皮の硬いカボチャは、栄養がしっかり閉じ込められていてオススメです。
カットカボチャを買うなら、皮のフチの部分をしっかりチェックしましょう。
皮が薄く、ギリギリまで黄色くなっているカボチャは、甘くて食感がよいですよ。
果肉
- 果肉が鮮やかなオレンジ色
- 膨らんだ種がつまっている
カットカボチャを購入するときは、果肉や種の状態を確認してください。
果肉が鮮やかなオレンジ色をしていて、肉厚なカボチャは良品です。
また種がしっかりと膨らんで詰まっているのは、完熟している証拠。
種が平坦で詰まりの悪いカボチャは、追熟が足りず、甘味や食感が劣ります。
ヘタ
- ヘタが枯れて乾いている
- ヘタの周りがへこんでいる
- 軸が太い
カボチャのヘタは、完熟しているかどうかを見極めるバロメーター。
きちんと追熟されたカボチャは、ヘタが枯れ、コルクのように乾燥しています。
またヘタの周辺がへこんでいて、押してもやわらかくないカボチャは完熟した状態。
さらに軸が太いカボチャは、成育がよく、しっかり栄養が蓄えられていますよ。
形
- 左右対称で丸みを帯びている
丸ごとの場合、形が左右対称で、キレイに丸くなっているカボチャを選びましょう。
形がいびつなカボチャは、受粉がうまくいかなかったものなので避けた方が無難です。
重さ
- ずっしりと重量感がある
ずっしりと重たいカボチャは、果肉がしっかり詰まっていて美味しいです。
丸ごと購入するときは、店頭でカボチャを手にとって重さを比べてみましょう。