カリフラワーの栄養

カリフラワーの栄養

カリフラワーは、ビタミンCやカリウム、食物繊維を豊富に含んだ野菜です。
この記事では、摂取することでさまざまな効果が期待できるカリフラワーの栄養成分や健康効果などを解説します。

カリフラワーのカロリーと糖質


  • カロリー(エネルギー)…27kcal
  • 糖質量…3.2g

こちらは、生のカリフラワー可食部100gあたりのカロリーと糖質です。
もともと野菜類は低カロリーですが、そのなかでもカリフラワーのカロリーは低い方。
さらに、糖質も少ないため、ダイエットに最適な野菜なんですよ。

また、カリフラワーには、カリウム、食物繊維にくわえ、特にビタミンCが豊富に含まれています。

カリフラワーに含まれる主な栄養成分と健康効果

ビタミンC 免疫力を高めストレスを和らげる&美肌効果


ビタミンCは、アスコルビン酸とも呼ばれ、病原菌から身体を守る白血球の働きを強化し、免疫力を高めるとされる栄養素です。
カリフラワーには、ビタミンCがキャベツの約2倍も含まれています。

また、ストレスに抵抗する「副腎皮質ホルモン」の生成を促すので、ストレスを和らげるのに効果的。

くわえて、ビタミンCが合成に関わるたんぱく質の一種「コラーゲン」には、ウイルスの侵入を防ぎ、傷や炎症の治りを助ける働きのほか、お肌のしわやシミを防ぐ美肌効果もあります。

カリウム むくみを解消し高血圧の予防にも効果あり


カリウムは、身体に必要な栄養素として欠かせない「ミネラル」のひとつです。
その働きは、主に体内の水分バランスを保ち、ナトリウム(塩分)を排泄するというもの。

余分な水分や塩分を体外に排出することで、むくみを解消したり、高血圧を予防し正常な血圧に保ったりなどの効果があります。

食物繊維 整腸作用で便秘や生活習慣病を予防


食物繊維には、腸を刺激して活性化させ便秘を改善し、腸内を健康な状態に保ってくれる整腸作用があります。

また、血中のコレステロール濃度を下げる働きにくわえ、血糖値の上昇を抑えるので、肥満や高血圧、糖尿病などといった生活習慣病の予防にも効果的です。

カリフラワーの関連記事

カリフラワーを使ったレシピ