サヤインゲンの種類
サヤインゲンの種類は、つるが長く伸びる「つる性(つるあり種)」と、つるが伸びない「わい性(つるなし種)」の2種です。
この記事では、サヤインゲンの種類や、それぞれの特徴をご紹介します。
サヤインゲンの代表的な種類
- つる性(つるあり種)
- わい性(つるなし種
つるのあり・なし、サヤの形で分類したサヤインゲンの種類がこちらの2つ。
さらに、サヤには円筒形の「丸サヤ」と、扁平形の「平サヤ」といった種類があります。
一般的に、つる性のものは丸サヤ、わい性のものは平サヤのことが多いです。
もともとサヤインゲンは、江戸時代にインゲン豆として日本に伝わりました。
はじめは完熟したインゲン豆自体を食べていましたが、現在では、若取りしたものをサヤごと食べるサヤインゲンが広く普及しています。
サヤインゲンは、ほぼ通年スーパーや八百屋などの店頭で見かけますが、本来は6月~9月が旬の夏野菜なんですよ。
ここからは、それぞれの種類の特徴と、代表的な品種をご紹介していきます。
つる性(つるあり種)
つる性(つるあり種)は、つるが長く伸びる種類のサヤインゲンです。
丸サヤ型のものが多く、適度な歯ごたえがあり、収穫が遅れると硬くなる特徴があります。
代表的な品種は、つるの長さが15cmほどで、細長い形がドジョウににている「ドジョウインゲン」や、刀のサー別に似ている「サーベルインゲン」などです。
- ■品種
- ドジョウインゲン、サーベルインゲン
わい性(つるなし種)
わい性(つるなし種)は、つるが伸びない種類のサヤインゲンです。
サヤが扁平形をした平サヤ型が多く、やや柔らかい歯ごたえが特徴。
丸サヤ型と違い、収穫が遅れても硬くなりにくいんですよ。
代表的な品種は、南欧・北アフリカが原産の「モロッコインゲン」や、サヤが黄色の「イエローインゲン」、アントシアニン色素で茹でるとサヤが紫色に変化する「パープルインゲン」などがあります。
- ■品種
- モロッコインゲン、イエローインゲン、パープルインゲン