モロヘイヤの保存方法
ネバネバ食感とサッパリした味わいが、夏にぴったりのモロヘイヤ。
暑い季節に出回る葉物野菜なので、水分が抜けてしなびやすいのがネックです。
せっかく買ったのに、使い切る前にダメにしてしまった…なんて方も多いのでは?
水分が蒸発しやすいモロヘイヤは、常温ではなく冷蔵・冷凍保存がマストです。
それぞれキッチンペーパーで包んだり、下処理したりしてから保存しましょう。
この記事では、モロヘイヤを美味しく保存する方法を冷蔵・冷凍別にご紹介。
正しい保存方法を学んで、旬の美味しいモロヘイヤを長く楽しんでくださいね。
【冷蔵】モロヘイヤの保存方法
- 保存する手順
- 1.茎の切り口を濡らしたキッチンペーパーで包む
- 2.全体を新聞紙で包んでビニール袋に入れる
- 3.野菜室に立てて保存する
美味しく保存するコツ
モロヘイヤは水分が抜けやすく、乾燥が苦手な野菜です。
濡れたキッチンペーパーで茎の切り口を包み、水分を補給しましょう。
また、全体を新聞紙とビニール袋で包むことで、水分の蒸発を防ぎます。
一方、葉や茎に余分な水分が残っていると、足が早くなってしまうので注意が必要。
葉の水分はふき取り、濡れたキッチンペーパーが切り口以外に触れないようにしてください。
保存期間
冷蔵保存したモロヘイヤは、1~2日ほどしか日持ちしません。
水分が抜けると美味しさも落ちるので、できるだけ早く食べましょう。
【冷凍】モロヘイヤの保存方法
- 下茹でしてから保存する手順
- 1.モロヘイヤの葉と茎をわけてカットする
- 2.葉は10~20秒、茎は50~60秒ほど下茹でする
- 3.冷水にさらして粗熱をとる
- 4.水気をしっかり切る
- 5.冷凍用保存袋に入れて冷凍庫で保存する
- 生のまま保存する手順
- 1.水洗いして水分をふき取る
- 2.葉と茎をわけてカットする
- 3.冷凍用保存袋に入れて冷凍庫で保存する
美味しく保存するコツ
モロヘイヤを長く持たせたいなら、冷蔵よりも冷凍保存した方がベター。
また時間がない場合は仕方ないですが、下茹でした方が美味しさが長持ちします。
茹でて冷凍保存するときのコツは、通常より10秒ほど短く茹でること。
解凍した際に歯ごたえが残りやすく、冷凍しても味や食感を損ないにくいです。
また生の場合は、水気をしっかりふき取って冷凍するようにしてください。
水分が残っていると霜が付く原因になり、美味しさが半減してしまいますよ。
保存期間
下茹でしたモロヘイヤは、約1か月間冷凍保存が可能。
生の場合も1週間~1か月ほど持ちますが、下茹でしたものより足が早いので気を付けてくださいね。
解凍方法
冷凍保存したモロヘイヤは、そのまま加熱調理して問題ありません。
また下茹でしていれば、自然解凍しておひたしや和え物にするのもOK。
ただ生のまま冷凍した場合は、使う前に軽く茹でてください。
そのまま調理すると、アクや苦みが増して美味しく食べられないですよ。