モロヘイヤの種類

モロヘイヤの種類

高い栄養価と、独特の粘りが特徴的なモロヘイヤ。

モロヘイヤは他の野菜のように種類が存在せず、一品種だけと言われています。
種や苗を発売しているメーカーは多々ありますが、同じ品種を扱っている様子。

この記事では、モロヘイヤの歴史や特徴、旬の時期などをご紹介します。

モロヘイヤの種類は存在しない?歴史や旬、特徴を紹介

モロヘイヤの歴史

冒頭でもお伝えした通り、モロヘイヤの種類は1種類だけ。
ただモロヘイヤの歴史は古く、紀元前のエジプトから食されていたそうです。

絶世の美女として有名なクレオパトラが、美容と健康のために食べていたり…。
重病だったエジプトの王様が、モロヘイヤのスープを飲んで元気になったり…。

こんな風に、モロヘイヤに関する逸話がいくつも残されています。
モロヘイヤは、古くから滋養強壮によい食物として親しまれていたんですね。

日本では、1980年ごろから栽培が本格化し、健康食ブームに応じて全国に普及しました。
栄養価が高く、簡単に栽培できることから、馴染みのある葉物野菜として定着しています。

モロヘイヤの特徴

先端がとがった長楕円形で、濃い緑色の葉をもつモロヘイヤ
若い葉を食用とするのが一般的ですが、茎もやわらかければ食べられます。

葉を刻むと独特のぬめりが出るのが特徴で、ネバネバ野菜としても人気です。
食感と比べると味は淡泊でクセがないため、さまざまな料理に活用できます。

なお、モロヘイヤのさやと種は毒性があるため、食べられません。
家庭菜園などでモロヘイヤを栽培する場合は、間違って食べないよう注意しましょう。

モロヘイヤの旬

熱帯地域を原産とするモロヘイヤは、暑い夏の季節が旬です。

ハウス栽培されているので、通年スーパーで購入できますが、食べごろは6月~9月。
6月~9月は露地栽培のモロヘイヤが出回るため、栄養価も味もグッとよくなります。

またモロヘイヤは、火が通りやすくサッと調理できるので、暑い季節にピッタリ。
モロヘイヤのねばりには胃腸を保護する効果もあり、夏バテ予防にも最適ですよ。

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