梨の選び方
美味しい梨を選ぶポイントは、「表面(皮)・形・軸・重さ・固さ」の5つ。
表面にザラつきがなく、ハリがあるものを選びましょう。
また、軸が太く、おしりの部分が平らで重みがあるのは美味しい証拠です。
この記事では、梨を選ぶ5つのポイントをご紹介します。
美味しい梨の選び方・見分け方
- 表面(皮)
- 形
- 軸
- 重さ
- 固さ
美味しい梨を選ぶポイントは、こちらの5つです。
梨の種類は赤梨・青梨、西洋梨、中国梨と主に4つありますが、今回は赤梨・青梨の見分け方を解説します。
一つひとつ解説しますので、梨を選ぶ際は、ぜひ参考にしてくださいね。
表面(皮)
- 皮の色が赤梨→赤みがかった褐色、青梨→黄色になっている
- ザラつきが少ない
- 傷みがなくハリがある
梨がじゅうぶんに熟しているかは、皮の色を見ればわかります。
完熟した赤梨は、赤みがかった褐色に。
青梨は緑色が抜けて、黄色みがかった色に変化します。
梨の皮にあるザラつきは、気孔がふさがってできた、「果点コルク」と呼ばれるものです。
果実が熟するにしたがって、果点コルクは徐々に減少します。
そのため、熟した梨はザラつきが少なく、なめらかな表面になるんですよ。
くわえて、皮にハリがあり、傷みがないかもチェックしてくださいね。
形
- 上から見たときにきれな丸型をしている
- おしりの部分が平べったい
上から見たとき、きれいな丸型をしている梨には、栄養がたっぷり詰まっています。
また、おしり部分が丸いものより、平べったい形をしているもののほうが、甘みが強いんですよ。
軸
- 軸が太くしっかりしている
軸は、果実が枝から切り離される前まで、栄養を送るパイプの役割をしていました。
梨だけにかぎらず、太い軸をもつ果実には、栄養がしっかり行き届いています。
そのため、軸が太い梨は成長状態が良好で、味も質もよいんですよ。
重さ
- ずっしりとした重量感がある
ずっしりとした重量感がある梨は、水分をじゅうぶん含み熟しています。
軽くスカスカなものを選ばないよう、手に持ったときの重みを確認してくださいね。
固さ
- 固く引き締まっている
鮮度が高い梨の実は、固く引き締まっています。
実がやわらかい梨は、収穫から時間がたって傷みはじめている可能性があるので注意しましょう。