サニーレタスの栄養
サニーレタスは、彩りがよいためサラダやサンドイッチの具などに活用されています。
彩りがよいだけでなく、サニーレタスは健康や美容によい栄養を豊富に含んでいるんですよ。
この記事では、サニーレタスのカロリーや糖質量にくわえ、栄養成分とその効果をご紹介します。
サニーレタスのカロリーと糖質
- カロリー(エネルギー)…16kcal
- 糖質量…1.2g
こちらは、サニーレタス100gあたりのカロリーと糖質量です。
まるごと1個分(平均282g)だと、カロリーが45kcal、糖質量は3.38g。
野菜のなかでも、カロリー・糖質量ともに低い数値といえるでしょう。
ここからは、サニーレタスに含まれる栄養成分とその効果について解説します。
サニーレタスに含まれる主な栄養成分と健康効果
食物繊維 便通を整えるので便秘対策に役立つ
サニーレタスには、玉レタスやサラダ菜の2倍近い食物繊維が含まれています。
食物繊維には水溶性と不溶性の2種類があり、サニーレタスに多く含まれるのは不溶性食物繊維です。
不溶性食物繊維は、水を吸収して膨らんで便の量を増やし、腸内を刺激するので、便秘の改善に役立ちます。
ビタミンC コラーゲンの合成を助けて美肌を保つ
ビタミンCは、コラーゲンの合成を助け、メラニン色素の生成を抑える栄養成分です。
コラーゲンとは、皮膚の健康維持には欠かせないたんぱく質で、美肌を保つためには必要不可欠。
さらに、メラニン色素の生成を抑える日焼け防止作用もあるので、美白効果も期待できるんです。
コラーゲンは、体内にある物質では合成できないたんぱく質のため、食品から吸収する必要があります。
サニーレタスを食事に取り入れて、ビタミンCを摂取するようにしましょう。
β-カロテン 細胞の老化や免疫力低下を抑えてアンチエイジング
β-カロテンは、抗酸化作用がある栄養成分で、サニーレタスに豊富に含まれています。
玉レタスと比較して、サニーレタスのβ-カロテン含有量は約8.3倍にもなるんです。
β-カロテンがもたらす抗酸化作用は、細胞の老化や免疫力の原因となる「活性酸素」の発生を抑止。
お肌や目、髪にアンチエイジングの効果をもたらしてくれますよ。
カリウム 塩分の摂りすぎが気になる方必見の栄養成分
カリウムは、体内の塩分(ナトリウム)量を調整する働きがある栄養成分。
余分なナトリウムを排出してくれるので、塩分の摂りすぎが気になる方は積極的に摂取することをオススメします。
また、塩分はむくみの原因でもあるので、むくみを予防する効果も期待できるんですよ。
塩分の高い料理を食べるときは、サニーレタスを一緒に食べるとよいかもしれませんね。