カブの保存方法

実だけでなく葉も食べられるカブは、調理用途が広く重宝する野菜のひとつ。
ただ、みずみずしく美味しい状態を長持ちさせるのは、意外と難しいですよね。

この記事では、カブの正しい保存方法を冷蔵・冷凍別にご紹介します。

【冷蔵】カブの保存方法

カブを長持ちさせるコツは、実（根）と葉を最初に切り分けること。
葉がついたままだと、水分や養分が吸収されて実がスカスカになってしまいます。

切り分けたあとは、湿ったキッチンペーパーとポリ袋で包んで乾燥を防止しましょう。

また、カブの保存に最適な温度は0℃なので、冷蔵庫の野菜室に保存してください。
葉は成長していたときと同じように立てておくと、より長く鮮度を保てます。

冷蔵したカブの保存期間は、実は1週間、葉は3日ほど。
冷凍と比べると足が早いので、できるだけ早めに食べきりましょう。

カブを冷凍するときは、生のまま根と葉を分けて保存するのがオススメ。

また実は、カットするよりまるごとの方が日持ちしやすいです。
皮をむいたあと、1つずつラップでピッタリと包んで冷凍しましょう。

一方の葉は、茎と葉を分けて、使いやすい大きさにカットしておくのが便利です。
冷凍庫に入れるときは金属バットに載せれば、急速冷凍で美味しさを閉じ込められます。

冷凍したカブの保存期間は約1か月です。

カブを解凍するときは、半解凍の状態までにとどめておくのがポイント。
ラップをはずして流水に10秒ほどあてたら、水気を切って調理してしまいましょう。

また葉の部分は、凍ったまま炒め物や汁物などに使ってしまって問題ありません。