チンゲンサイの栄養
季節問わず手に入るチンゲンサイは、馴染み深く食卓にもよく登場する野菜。
実はチンゲンサイは栄養価が高く、さまざまな健康効果が期待できるんです!
この記事では、チンゲンサイに含まれる主な栄養成分と効能をご紹介します。
チンゲンサイのカロリーと糖質
- カロリー(エネルギー)…9kcal
- 糖質量…0.8g
こちらは、チンゲンサイ100g当たりのカロリーと糖質量です。
チンゲンサイは、カロリーや糖質量が低く、ダイエットに向いている野菜。
また冒頭でもお伝えした通り、体に嬉しい栄養成分が豊富に含まれています。
ここからは、チンゲンサイの代表的な栄養成分と健康効果を紹介していきますね。
チンゲンサイに含まれる主な栄養成分と健康効果
β-カロテン 病気の予防だけでなく視力や肌、毛髪をケア
β-カロテンは、免疫力を高めて、病気やがんを予防してくれる栄養素。
さらに体内に入ると、必要な量だけビタミンAという栄養成分に変化します。
ビタミンAは、目や粘膜、皮膚の健康を維持してくれるビタミンです。
視力や肌、毛髪をケアしたり、動脈硬化や生活習慣病を予防したりする働きがあります。
ビタミンC 抗酸化作用で若々しい体とお肌をキープ
ビタミンCは、美しいお肌を作るのに欠かせないビタミンの一種。
シミやそばかすを防いで、ハリを保ち、若々しいお肌をキープしてくれます。
またビタミンCには、活性酸素を除去して、体やお肌の老化を防ぐ働きもあるんです。
ビタミンCの抗酸化作用は、βカロテンと一緒に摂ることで相乗効果が期待できます。
チンゲンサイは、ビタミンCとβカロテン、両方の栄養素を同時に摂れる野菜なんですよ。
ビタミンE アンチエイジングに加えて冷え性改善にも◎
ビタミンEは、ビタミンCと同様に、強い抗酸化作用をもつ栄養素。
体をストレスから守り、細胞の酸化を防いで、老化をおさえてくれます。
さらに、毛細血管を広げて血流をよくするため、冷え性の改善効果も期待できるでしょう。
カルシウム 丈夫な骨や歯を作るのに欠かせない栄養素
カルシウムは、骨や歯の形成に必要なミネラルの一種。
骨や歯を丈夫にするのはもちろん、骨粗しょう症の予防にも効果があります。
また、興奮やイライラを鎮めて、気持ちを安定させる働きもあるんですよ。
鉄 貧血や筋力低下、肉体疲労を予防・改善
鉄は、全身に酸素を運んでくれる赤血球を構成するミネラルです。
不足すると、貧血や筋力の低下、肉体疲労を起こす原因になります。
体内に吸収されにくい栄養素ですが、ビタミンCと一緒に摂ると吸収率がアップ!
チンゲンサイにはビタミンCも含まれているため、効率よく栄養を摂取できます。