ハクサイの栄養

ハクサイの栄養

鍋料理に欠かせないハクサイは、低カロリーで低糖質、さらに栄養も豊富な野菜です。
イソチオシアネートやビタミン類、食物繊維など、体によい栄養素が含まれているんですよ。

この記事では、ハクサイの主な栄養成分と健康効果をご紹介します。

ハクサイのカロリーと糖質

  • カロリー(エネルギー)…14kcal
  • 糖質量…1.9g

こちらは、ハクサイ100g当たりのカロリーと糖質量です。

ハクサイは9割以上が水分なので、カロリーが低くダイエット向きの野菜。
さらに糖質も2g以下と少なく、糖質制限に取り組んでいる方にも最適です。

またヘルシーなだけでなく、ビタミン群や食物繊維などの栄養素も含まれています。
ここからは、ハクサイに含まれる代表的な栄養成分と効能について紹介していきますね。

ハクサイに含まれる主な栄養成分と健康効果

イソチオシアネート ガンの腫瘍化を防ぐと話題の注目成分

イソチオシアネートは、アブラナ科の野菜に含まれている辛み成分
ハクサイだけでなく、ダイコンやキャベツ、ワサビなどにも含まれています。

殺菌・解毒作用や抗炎症作用があり、体内の免疫力を高めてくれるのが特徴。
また、発ガン物質を分解する効果があるとして、医学的に注目されています。

ビタミンC 病気予防に加えて美容効果も期待できる

体内の活性酸素を除去する、抗酸化作用をもっているビタミンC
免疫力を高めてストレスから体を守り、病気を予防してくれます。

またビタミンCは、コラーゲンやヒアルロン酸の生成に欠かせない栄養素。
シミ・シワ・たるみを防ぎながら、ハリのある美肌へ導いてくれますよ。

ビタミンK カルシウムの吸収を助けて骨粗しょう症を予防

ビタミンKは、カルシウムの吸収を助けてくれる脂溶性のビタミンです。
吸収するだけでなく、カルシウムが骨から流出するのを防いでくれるのも特徴。

骨を形成したり丈夫にしたりして、骨粗しょう症を予防・改善してくれます。
脂溶性のため、油と一緒に食べることで、より効率よく栄養を摂取できますよ。

葉酸 胎児の健康な発育や貧血予防をサポート

葉酸はビタミンB群の一種で、赤血球を生産したりDNAの材料になったりします。
お腹に赤ちゃんのいる妊婦さんは、とくに積極的に摂取したい栄養素のひとつです。

また、貧血やめまい、たちくらみ等の症状を緩和する効果も期待できるでしょう。

食物繊維 腸内環境を整えてお通じスッキリ

ハクサイには100g当たり、水溶性食物繊維が0.3g、不溶性食物繊維が1.0g含まれています。

水溶性食物繊維は、ビフィズス菌に代表される善玉菌のエサとなり、腸内環境を改善
また、血糖値の急激な上昇やコレステロールの吸収をおさえてくれる働きもあるんです。

不溶性食物繊維は、水分を吸収して腸を刺激し、便通を促す効果が期待できます。
2つの食物繊維をとることで、便と一緒に有害物質を排出して快適な毎日を過ごせますよ。

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