パプリカの栄養
赤や黄色、オレンジ色など、鮮やかな色合いが特徴的なパプリカ。
パプリカは、ビタミンエースと呼ばれる3大ビタミンが豊富な緑黄色野菜です。
ビタミンA・C・Eの含有量が多く、美肌に効果のある栄養成分が満点!
また低カロリー・低糖質で、女性にとって良いことづくめの野菜ですよ。
この記事では、パプリカのカロリーや糖質量、栄養成分をご紹介します。
パプリカのカロリーと糖質
- カロリー(エネルギー)…30kcal
- 糖質量…2.8g
こちらは、生の赤パプリカ100g当たりのカロリーと糖質量です。
9割以上を水分が占めていることもあり、カロリーと糖質量はかなり低め。
しかも冒頭でお伝えした通り、パプリカは女性に嬉しい栄養成分が豊富です。
そもそもパプリカとは、緑色のピーマンを完熟させて収穫する野菜。
太陽の光をたくさん浴びているぶん、ピーマンより栄養価が高いんですよ。
ここからは、パプリカに含まれる代表的な栄養成分と効能をお伝えします。
パプリカに含まれる主な栄養成分と健康効果
β‐カロテン(ビタミンA) 皮膚や粘膜、髪の健康を保つ
β‐カロテンは、緑黄色野菜に多く含まれている色素成分。
体内でビタミンAに変換され、体をサビつかせる活性酸素を除去します。
活性酸素は、皮膚や粘膜、髪の健康を維持するのに欠かせない栄養素。
免疫力をアップして、がんや生活習慣病、老化を防ぐ働きもあるんです。
また赤パプリカには、100g当たり1100㎍のβ-カロテンが含まれています。
ちなみに、β-カロテンを含むビタミンAの1日の摂取推奨量は450~650μg。
赤パプリカを食べるだけで、効率よくβ-カロテン(ビタミンA)を摂取できますよ。
ビタミンC しみやシワを防いで美しいお肌をサポート
生の赤パプリカ100gには、170㎎のビタミンCが含まれています。
パプリカを3分の1食べるだけで、1日に必要なビタミンCを補えるんです!
ビタミンCと言えば、美しいお肌作りに必要不可欠な栄養成分。
コラーゲンの生成を助け、ハリと弾力のあるお肌へと導いてくれます。
またメラニンの発生をおさえて、しみやくすみを防いでくれる働きも。
パプリカを食卓に取り入れて、若々しく、キレイなお肌を保ちましょう。
ビタミンE 強い抗酸化作用でアンチエイジング
生の赤パプリカを100g食べると、0.8mgのビタミンEを摂取できます。
ビタミンEは、強い抗酸化作用で、細胞の老化を防いでくれる栄養成分。
シミやしわの老化を防いだり、血行を改善して動脈硬化を予防したり…。
美容面でも健康面でも、アンチエイジング効果が期待できるんです!
またビタミンEは、ビタミンA・Cと一緒に摂取することでより効果が高まります。
ビタミンA・C・E、全てが豊富に含まれているのは、パプリカの大きな魅力ですね。