ホウレンソウの種類

ホウレンソウの種類まとめ

ホウレンソウは、日本で100種以上もの品種が作られており、「西洋種・東洋種・交配種」の3つに分類できます。

この記事では、ホウレンソウの美味しい旬の時期や、主な産地をご紹介。
また、種類ごとの特徴や、向いている料理をお伝えします。

ホウレンソウの代表的な種類

ホウレンソウは、緑黄色野菜の代表格ともいえる野菜です。
原産地はペルシャ地方だとされ、世界各国で栽培されており、日本へは江戸時代に伝えられました。

日本での主な産地は千葉県と埼玉県となり、ついで、群馬県や茨城県、神奈川県など。
お伝えした5つの県が、全国の3分の1のホウレンソウを生産しています。

ホウレンソウは、さまざまな品種が通年生産・収穫され市場に出回っていますが、本来の旬は11月~1月の寒い時期。
旬の時期に収穫されたホウレンソウは色が濃く、栄養分が豊富で美味しいです。

代表的なホウレンソウの種類は、こちらの3つ。

  • 西洋種
  • 東洋種
  • 交配種

ここから、それぞれの特徴や向いている料理をご紹介します。

西洋種

西洋種は、欧米で普及し改良された品種です。
葉は丸みを帯びて少し厚みがあり、切れ込みがなく、根元の赤色が薄いのが特徴。
土臭さとアクがやや強めで、ソテーやポタージュ、オーブン料理などしっかり加熱する料理に向いています。

  • ■品種
  • ミンスターランド、ノーベル、サンライト

東洋種

東洋種は、アジア地域に根付いた品種。
葉肉が薄くて切れ込みが深く、根元が赤いのが特徴です。
アクが少なく甘みがあるため、おひたしや和え物など、シンプルな料理に向いています。

  • ■品種
  • 禹城、次郎丸、豊葉

交配種

交配種は、西洋種と東洋種をかけ合わせた品種。
葉は丸みがある西洋種のようなタイプと、東洋種のような切れ込みの深いタイプがあります。
一般的なスーパーや八百屋で販売されているのは、ほとんどが交配種のホウレンソウです。

アクが少ないため食べやすく、おひたしや炒め物、シチューやグラタンなど、さまざまな料理に向いています。

  • ■品種
  • サラダホウレンソウ、ちぢみホウレンソウ、豊葉やニューアンナ、ソロモン、アトラス

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