クウシンサイの栄養

クウシンサイの栄養成分まとめ

シャキシャキとした独特の歯ごたえが魅力のクウシンサイ。
クウシンサイには、β-カロテンビタミンB1・B2など、健康によい栄養成分が豊富に含まれているんです。

この記事では、クウシンサイのカロリーと糖質量、代表的な栄養成分をご紹介します。

クウシンサイのカロリーと糖質

  • カロリー(エネルギー)…17kcal
  • 糖質量…0g

こちらは、クウシンサイ100gあたりのカロリーと糖質量です。
クウシンサイは、野菜のなかでもカロリー・糖質量ともに低水準となっています。
野菜の平均糖質量は3.6gなので、とくに糖質量はかなり低い数値。

また、クウシンサイ独特の食感は満腹感を与えてくれるので、ダイエットにはもってこいの野菜だといえますね。

低カロリー・低糖質というだけでなく、クウシンサイは多くの栄養成分を含んでいるんですよ。
ここからは、クウシンサイの代表的な栄養成分5つを解説します。

クウシンサイに含まれる主な栄養成分と健康効果

β-カロテン がん・動脈硬化の予防に効果が期待

クウシンサイには、β-カロテンが豊富に含まれます。
β-カロテンは、活性酸素の発生を抑える「抗酸化作用」により、抗発がん作用、および、免疫活性化が期待される栄養成分。
ほかにも、アンチエイジングや、風邪の予防にも効果があるといわれています。

ビタミンB1・B2 エネルギーの代謝を高め疲労回復!

ビタミンB1・B2は、エネルギーや糖質の代謝を高める栄養成分です。
代謝を高めることで、疲労回復の効果が得られます。

クウシンサイは、ニンニクと一緒に炒める「クウシンサイ炒め」という料理が定番。
ニンニクと一緒に摂取することで、疲労回復効果がより高められます。

ビタミンE お肌のバリア機能を高め美肌を保つ

ビタミンEは、β-カロテンと同様に、抗酸化作用がある栄養成分。
お肌のバリア機能のひとつである「皮脂膜」を安定させ、外部の刺激や紫外線からお肌を守ってくれます。

また、血行促進作用もあり、血液をサラサラに保つ効果も期待されているんですよ。

鉄分 倦怠感や頭痛の原因である貧血防止に必須

クウシンサイに含まれる鉄分は、ミネラルの一種で、赤血球を増やす造血効果があります。
鉄分が不足すると、体内にじゅうぶんな酸素を運べず、倦怠感や頭痛、めまいなどの症状が起こることも…。

鉄分は体内で合成できないので、食べ物から摂取することが必要。
そのため、クウシンサイのように、鉄分を含む食物を食べることは大切なんですよ。

カルシウム 骨や歯を健康に保ち骨粗しょう症を予防

カルシウムは、クウシンサイに含まれる栄養成分のひとつ。
骨や歯の健康を維持するのに必要不可欠な成分で、摂取することで骨粗しょう症の予防になります。

また、カルシウムは血液の凝固や筋肉の収縮などを調整する役割も担っているんです。
そのため、人間の生命維持機能のために、重要な栄養成分といえます。

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