クウシンサイの種類

クウシンサイの種類まとめ

クウシンサイには、「エンサイ」「ヨウサイ」「朝顔菜」「ウンチェー」とさまざまな種類の呼び名があります。
ですが、実はどれも同じクウシンサイのことなんですよ。

この記事では、クウシンサイの産地や旬の時期、代表的な品種についてご紹介します。

クウシンサイの代表的な種類(品種)

クウシンサイは、東南アジアや中国南部で昔から食べられてきた野菜です。
高温多湿な気候を好み、日本でも沖縄に自生していて、古くから食用とされてきました。

水辺で育つ野菜で、細い茎のなかは空洞になっており、ストローのように水を吸い上げることから「空心菜(クウシンサイ)」という名前になったんですよ。

国産のクウシンサイは、全体の約5割が茨城県で生産されており、ついで静岡県、愛知県などが主な産地となります。
5月~10月頃にかけて栽培され、旬は7月~9月頃までの気温が高い時期です。

クウシンサイの代表的な品種は、こちらの4つ。

  • エンサイ(朝顔菜)
  • パリパリ夏菜(なつな) 悟空
  • 空芯菜スプラウト
  • なつサラダホワイト

ここから、各品種の特徴をご紹介します。

エンサイ(朝顔菜)

エンサイは、一般的なお店で購入できるクウシンサイの品種です。
味にクセがなく、アク抜きも不要なので、炒め物に最適。

栽培の難易度もそれほど高くないため、最近では家庭菜園で育てる方も増えています。

パリパリ夏菜(なつな) 悟空

パリパリ夏菜 悟空は、名前のとおりパリパリとした独特の食感が、本場中国でも人気の品種。

クウシンサイは、加熱しすぎるとシャキシャキ感が損なわれてしまいます。
パリパリ夏菜 悟空は、加熱に強い性質のため、食感が失われにくいんです。
そのため、強火調理の多い、本格的な中華料理に使用するとよいでしょう。

空芯菜スプラウト

空芯菜スプラウトは、クウシンサイの新芽となります。
歯ごたえはありますが、カイワレ大根のような食感で、生食も可能です。
青臭さや苦みがないので、サラダやサンドイッチの具としても活用できます。

なつサラダホワイト

なつサラダホワイトは、細葉で白い茎が特徴の品種です。
畑で栽培される、つるがないタイプのクウシンサイで、生の状態で食べるのが一般的。
味にクセがなくやわらかいので、サラダにして食べることをオススメします。

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