キャベツの保存方法
キャベツの正しい保存方法を冷蔵・冷凍別にご紹介します。
冷蔵で日持ちさせるには、芯を取り除いて保湿し、低温で保存するのがポイント。
冷凍する場合は、急速に冷凍させてから保存すると長持ちしやすいですよ。
キャベツを保存する手順や保存のコツを知って、キャベツをムダなく美味しく楽しみましょう。
【冷蔵】キャベツの保存方法
- 【1玉】まるごとキャベツを保存する手順
1.芯をくりぬき、くぼみに濡らしたキッチンペーパーを詰める
- 2.濡らしたキッチンペーパーか新聞紙でキャベツをつつむ
- 3.さらにポリ袋に入れて、軽く口をしめておく
- 4.芯をくりぬいた面を下にして冷蔵庫の冷蔵室で保存する
- 5.芯に詰めたキッチンペーパーを2~3日おきに交換する
- 【半玉・1/4玉】カットキャベツを保存する手順
1.芯を切り落とす
- 2.濡れたキッチンペーパーか新聞紙で切り口をおおう
- 3.さらにポリ袋に入れて、軽く口をしめておく
- 4.切り口を下にして冷蔵庫の冷蔵室で保存する
美味しく保存するコツ
キャベツを保存する際は、「芯を取り除いてから保湿する」のがポイント。
芯がついているとキャベツは成長し続けてしまうため、鮮度や栄養が落ちてしまいます。
くわえて、乾燥を予防するために、濡れたキッチンペーパーや新聞紙で保湿するのも重要です。
芯に詰めたり、全体や断面をおおったりすることで、新鮮な状態をキープできるでしょう。
また家庭用の冷蔵庫は、冷蔵室が0~3℃、野菜室が約4~8℃に設定されていることがほとんど。
キャベツは低温保存に適した野菜なので、野菜室よりも冷蔵室で保存するのに向いていますよ。
冷蔵保存したキャベツを調理するときは、外側の葉から1枚ずつ剥がして使うとより長持ちします。
保存期間
- 【1玉】まるごとキャベツ:2週間~1ヶ月
- 【半玉・1/4玉】カットキャベツ:3日~1週間
まるごとキャベツの保存期間は、おおよそ2週間~1ヶ月。
キッチンペーパーを取り替える際に、鮮度や状態を確認しながら使いましょう。
カットキャベツは、まるごとキャベツと比べて保存期間が短くなるので注意が必要。
3日~1週間を目安に、できるだけ早めに食べきってしまうのがオススメですよ。
【冷凍】キャベツの保存方法
- 保存する手順
1.水洗いしたキャベツを好みのサイズにカットする
- 2.キッチンペーパーで水気をしっかりふき取る
- 3.金属製のトレーに広げて、冷凍庫で急速冷凍する
- 4.凍ったキャベツを保存袋に詰め替え、冷凍庫で保存する
美味しく保存するコツ
キャベツを冷凍保存するときは、あらかじめカットしておいた方が調理しやすいです。
千切りやざく切り、くし切りなど、お好みの大きさにカットしてから保存しましょう。
美味しく保存するコツは、冷凍されるまでの時間をできるだけ短くすること。
熱伝導率の高い金属製のトレーに薄く広げておくと、スピーディーに冷凍できますよ。
保存期間
冷凍キャベツの保存期間は、2週間~1ヶ月ほど。
まるごとキャベツを冷蔵保存したときと、同じくらいの期間で保存が可能です。
ただ、芯に詰めたキッチンペーパーを取り替える必要がないぶん、手間がかからないのが◎。
キャベツを使いきれないと思ったら、早めに冷凍しておくと、保存も調理も楽に済みます。
解凍方法
千切り・ざく切りした冷凍キャベツは、自然解凍するか、サッと熱湯をかけて解凍しましょう。
解凍すると水っぽくしんなりするため、和え物や漬物などに料理するのが向いています。
また、スープや煮込み料理に使う場合は、凍ったまま調理してしまってOK!
キャベツのうま味成分を逃さないのはもちろん、煮込む時間も短くなるので便利ですよ。