キュウリの保存方法
キュウリの保存方法や日持ちさせるコツ、保存できる期間を、冷蔵・冷凍・常温にわけて解説。
水分と乾燥、寒さに気を付けて、ひと手間かければ、美味しくて新鮮なキュウリを長く楽しめますよ。
【冷蔵】キュウリの保存方法
- 保存する手順
- 1.水洗いしたあと、しっかり水分をふき取る
- 2.新聞紙かキッチンペーパーで1本ずつ包む
- 3.まとめてポリ袋に入れ、軽く口を縛る
- 4.冷蔵庫の野菜室に立てて保存する
美味しく保存するコツ
キュウリは切ると雑菌が繁殖しやすく、乾燥もすすむため、1本まるごと保存するのが◎。
もしカットしたキュウリが残ってしまったら、翌日中に食べきってしまうのが安心です。
キュウリを冷蔵保存するポイントは、水分と乾燥、寒さに気を付けること。
水分をふき取ったあと、乾燥しないよう新聞紙やキッチンペーパーで包んでポリ袋に入れましょう。
また冷蔵庫で保存する際は、温度の低すぎない野菜室に必ず入れてください。
冷蔵室で保存すると、キュウリが茶色く変色したり味が落ちたりしてしまいますよ。
さらに、育った環境と同じように立てて保存することで、より美味しさが長持ちします。
保存期間
まるごとキュウリの保存期間は、4~5日程度が目安。
水分量の多いキュウリは、他の野菜と比べて傷みやすいです。
4~5日で食べきれる量を購入するか、5日以上持たせたい場合は冷凍保存してください。
【冷凍】キュウリの保存方法
- 保存する手順
- 1.水洗いしたあと、しっかり水分をふき取る
- 2.ラップでキュウリ全体をぴったりと包む
- 3.まとめて冷凍用保存袋に入れる
- 4.冷凍庫で保存する
美味しく保存するコツ
キュウリを1週間以上持たせたいなら、冷凍保存するとよいでしょう。
まるごと冷凍する場合は、空気が入らないようラップでぴったりと全体を覆うのがコツ。
余裕があれば、キュウリを薄切りにしたあと塩もみしてから冷凍すると、すぐ調理できて便利です。
スライスキュウリを冷凍するなら、水気をしっかり絞り、平らに広げてラップで包むと◎ですよ。
また、解凍後に加熱調理しないことが多いため、保存する際は衛生面にも気をつけましょう。
調理器具を消毒し、なるべく素手で扱わないようにして、清潔な状態で保存してくださいね。
保存期間
まるごと冷凍したキュウリの保存期間は、2週間~1ヶ月ほど。
スライスキュウリの保存期間は2~3週間と、まるごと冷凍したキュウリよりやや短めです。
冷蔵や常温より長持ちするため、すぐに使わないキュウリは冷蔵保存してしまいましょう。
解凍方法
冷凍キュウリは、冷蔵庫か室内で自然解凍させ、水気を絞って使いましょう。
ただ解凍する時間がないときは、ざるに入れてお湯をかけてしまっても大丈夫。
すこししんなりしているので、和え物や酢の物、漬物などにしやすいです。
衛生面が気になる場合は、キュウリを加熱調理するのがオススメですよ。
【常温】キュウリの保存方法
- 保存する手順
- 1.水洗いしたあと、しっかり水分をふき取る
- 2.新聞紙かキッチンペーパーで1本ずつ包む
- 3.まとめてポリ袋に入れ、軽く口を縛る
- 4.暗くて涼しい場所に立てて保存する
美味しく保存するコツ
暑い夏に収穫されるキュウリは、寒さが苦手な野菜です。
一方で水分量が多いため、気温が高すぎる時期は常温保存には向きません。
保存に最適な温度は10~13℃なので、冬場は常温、夏場は冷蔵・冷凍保存するのが◎。
常温保存する際は、水気をきったあと、新聞紙やキッチンペーパーで包んで水分の蒸発を防ぎましょう。
また冷蔵保存するときと同じように、キュウリを立ててあげると、より長持ちしやすいですよ。
保存期間
常温保存の場合は、3~4日の間に食べきるのが目安。
傷むスピードが早い野菜なので、食べる前に必ず状態を確認してくださいね。