ダイコンの種類
ダイコンは古くから日本で栽培されており、現在では100を超える種類が存在。
種まきや収穫の時期によって、大きく「春まき夏どり」「秋まき冬どり」の2種類に分類可能です。
この記事では、種まき・収穫時期で分類したダイコンの代表的な種類と品種をご紹介します。
ダイコンの代表的な種類(品種)
- 春まき夏どり
- 秋まき冬どり
こちらが、種まき・収穫時期で分類したダイコンの種類です。
それぞれの特徴や品種などを解説させていただきます。
春まき夏どり
春まき夏どりは、4月上旬に種まきをおこない5月中旬~6月末頃に収穫する種類のダイコン。
「春ダイコン」とも呼ばれ、果肉がやわらかく、香りや甘みが弱めなのが特徴です。
代表的な品種は、病気に強い「耐病みの早生ダイコン」や、細長くて変色が少ない「新八洲」など。
また、西洋生まれの表面が真っ赤で中身が白い「西洋赤ダイコン」も、春まき夏どりのダイコンに該当します。
- ■品種
- 耐病みの早生ダイコン、新八洲、西洋赤ダイコン
秋まき冬どり
秋まき冬どりは、9月に種まきをして11月上旬~翌年1月頃に収穫する種類のダイコンです。
果肉がみずみずしくやわらかで、春まき夏どりのダイコンより辛みが強いのが特徴。
一般的に「ダイコンの旬は冬」といわれており、秋まき冬どりタイプは、国内に流通するダイコンの約9割を占めているんですよ。
主な品種には、ダイコンの代表格である「耐病総太り」や、オーガニックに認定されている「青首宮重大根」があります。
また、辛みが強い「親田辛味大根」や、小ぶりで表面と中身が真っ赤な「紅くるり」なども秋まき冬どりのダイコンなんですよ。
- ■品種
- 耐病総太り、青首宮重大根、親田辛味大根、紅くるり