トマトの選び方
店頭でトマトを選ぶときは、「形・皮・ヘタ・お尻・触感」の5つをチェックすること。
5つのポイントをおさえれば、新鮮で美味しいのはもちろん、栄養豊富なトマトを見極められますよ。
この記事では、失敗しないトマトの選び方をご紹介します。
美味しいトマトの選び方・見分け方
太陽の光を吸い込んで、真っ赤に熟すトマトは、夏野菜のイメージが強め。
ですが最近は、ハウス栽培の普及により、年間を通して店頭で販売されています。
流通しているトマトは、大きく「冬春トマト」と「夏秋トマト」に区分されるのが一般的。
冬春トマトは4~7月、夏秋トマトは8~11月に、もっとも美味しい旬の時期をむかえますよ。
- 形
- 皮
- ヘタ
- お尻
- 触感
店頭で売っている美味しいトマトを選ぶポイントは、こちらの5つ。
ひとつひとつ解説していきますね。
形
- 丸みを帯びていて美しい
品質のよいトマトを見極めるうえで、まずチェックしたいのが全体の形です。
角ばっていたり、凹凸があったりするものは、中身に空洞が多く味がよくありません。
キレイな丸みを帯びたトマトは、完熟に近い状態で収穫されているため、美味しいですよ。
皮
- 色が鮮やかで均一
- 皮にハリ・ツヤがある
- ひび割れや斑点がない
皮が色鮮やかで、ハリ・ツヤのあるトマトは、栄養がしっかり詰まっている証拠。
ヘタ周辺は緑色になりますが、それ以外の色味が均一で差のないトマトを選びましょう。
また、キズやひび割れのあるトマトは、傷みやすいため避けた方がベター。
くわえて白い斑点があるものは、水分が多く、甘味や味がぼやけているので要注意です。
ヘタ
- ヘタが青々とした緑色
- みずみずしくピンと立っている
トマトのヘタは、新鮮さを調べるのに最適なバロメーター。
ヘタが青々とした緑色で、みずみずしくピンと立っているトマトを選んでください。
ヘタが黄色くなっていたり、しおれていたり、丸まっていたり…。
こんなトマトは、収穫から時間が経って鮮度が落ちているので気を付けましょう。
お尻
- 放射状の白い線(スターマーク)が伸びている
ヘタの反対側、トマトのお尻の部分もチェックしたいところ。
お尻の先からヘタに向かって、放射状に白い線が入っているトマトは甘味が強いです。
栽培時に与える水分を調整しているため、糖度が高く、甘いトマトを楽しめますよ。
一方、スターマークのないトマトは酸味が強まるため、用途にあわせて選ぶのがオススメです。
触感
- 実が固くしまっている
- もったときに重量感がある
トマトを実際に手に取って、触感や重さを確認するのも重要なポイント。
実がしまっていて重量感のあるトマトは、水分がたっぷり含まれていてみずみずしいです。
反対に軽いものは、水分が抜けて固くなっている可能性が高いので気を付けてくださいね。