ズッキーニの保存方法

水分量が多く低温に弱いズッキーニは、傷みやすく足の早い野菜。
正しく保存しないと、すぐに味や鮮度が落ちてしまうので注意が必要です。

この記事では、ズッキーニの保存方法を常温・冷蔵・冷凍別にご紹介。
みずみずしくジューシーな味わいをキープして、美味しいズッキーニを楽しみましょう。

【常温】ズッキーニの保存方法

ズッキーニは低温に弱く、10℃～20℃くらいの温度を好む野菜です。
気温の変化が少ない季節であれば、常温保存がもっとも適していますよ。

ズッキーニを常温保存するときのポイントは、乾燥や温度、湿度の変化を防ぐこと。
1本1本新聞紙で包み、温度や湿度が一定に保たれる冷暗所に置くようにしてください。

ズッキーニは、常温でおよそ1週間ほど保存できます。
水分が抜けると中身がスカスカになってしまうので、早めに食べるのがオススメです。

ズッキーニを冷蔵保存するときは、空気に触れないようにするのがコツ。
キッチンペーパーとラップで全体をしっかり包めば、水分の蒸発を防げます。

まるごとではなく、カットしたズッキーニは、ラップで包んで野菜室で保存すること。
ただ、断面が空気に触れるぶん傷みやすいので、カットした場合は冷凍の方が安心です。

まるごと冷蔵保存した場合、3日～1週間ほど日持ちします。
カットしたズッキーニは足が速いので、できるだけ早く食べきりましょう。

冷凍保存の場合、1本まるごと冷凍した方が鮮度や美味しさをキープできます。
水洗いしたあと水分をしっかりふき取り、ラップで包んで冷凍庫で保存しましょう。

乾燥しないよう、ラップも冷凍用保存袋も空気をしっかり抜いておくのがコツですよ。

冷凍ズッキーニの保存期間は、2週間から3週間。
常温や冷蔵より長持ちするので、すぐ使いきれないときは冷凍するのがオススメです。

冷凍したズッキーニは、ラップをはずして流水に2～3分あてれば解凍できます。
完全に解凍すると水分が抜けてしまうので、半解凍状態で調理してくださいね。