ズッキーニの種類
ズッキーニは、形や色、味わいの違うさまざまな種類が存在する野菜です。
緑色の細長い形が一般的ですが、丸型やUFO型だったり、花がついていたりする品種もありますよ。
この記事では、バラエティ豊かなズッキーニのなかでも、代表的な4つの種類をご紹介します。
ズッキーニの代表的な種類(品種)
- キュウリ型
- 丸型
- UFO型
- 花ズッキーニ
ズッキーニの代表的な種類は、こちらの4つです。
見た目・味の特徴や主な品種について、ひとつひとつ解説していきます。
キュウリ型
キュウリ型は、日本でもっとも流通数が多く、ポピュラーなズッキーニ。
キュウリを一回り大きく、ずんぐりさせたような形で、緑色をしているのが一般的です。
黄色やオレンジ色の品種もありますが、栽培に手間がかかるため店頭ではあまり見かけません。
緑色のキュウリ型は、皮に歯ごたえがあり、濃厚な味わいが特徴。
一方で黄色のキュウリ型は、皮が薄めでやわらかく、クセが少ないです。
- ■品種例
- ラベン、ダイナー
丸型
丸型は、名前の通り、球形や長楕円形をしたズッキーニの種類です。
緑色や黄色、縞模様など、品種によって色柄が違い、さまざまな見た目を楽しめます。
果肉が中心部までしっかりと詰まっていて、やわらかくクセが少ないのが特徴。
球形を活かして、中身をくりぬき、ひき肉などを詰めて調理すると美味しいですよ。
- ■品種例
- ブラック・エッグ、グリーン・エッグ、ゴールディー
UFO型
UFO型は、平たい円盤型をしていて、緑色、黄色、白色と品種によって色が違います。
通常のズッキーニのように完熟してからではなく、果実が実りはじめた若い間に収穫されるのが特徴。
早めに収穫するぶん外皮のやわらかい品種が多く、みずみずしくあっさりとした味わいが魅力です。
- ■品種例
- カスタードホワイト、パッションオレンジ、サンバースト
花ズッキーニ
花ズッキーニは、ズッキーニの「雄花(おばな)」と「雌花(めばな)」のこと。
花は早朝に開花して日没後はしぼむため、夜明けすぎの早朝に収穫される種類です。
日本ではあまり流通していませんが、イタリアやフランスではよく食べられています。
どちらも6~8cmくらいの濃い黄色の花で、雌花にはさらに小さな実がついていますよ。
花ズッキーニはクセがなく、ほんのりした甘味とカボチャのような香りを楽しめます。