ブロッコリーの種類

ブロッコリーには多くの品種が存在していますが、主な種類は「ブロッコリー」「茎ブロッコリー」「ブロッコリースプラウト」の3つです。

この記事では、ブロッコリーの代表的な3つの種類をご紹介。
それぞれの特徴や産地、旬の時期をお伝えします。

ブロッコリーの代表的な種類（品種）

こちらが、ブロッコリーの代表的な3つの種類です。
ひとつずつ解説していきますので、ぜひ参考にしてくださいね。

一般的にスーパーや八百屋で売られているのが、ブロッコリーです。
地中海が原産とされ、明治時代にアメリカからカリフラワーと一緒に入ってきました。

ブロッコリーはアブラナ科の緑黄色野菜で、株の先端に花の蕾が集まってできた花蕾（からい）が盛り上がっています。
主に花の蕾である花蕾を食べますが、茎部分も食べることが可能。

全国各地で生産されており、主な産地は北海道と愛知県、埼玉県。
一般的に夏に種をまき、秋から春先にかけて収穫されるため、旬の時期は11月～3月です。

蒸してサラダにしたり、炒め物や煮物の具材にしたりと、多くの料理に活用できます。

茎ブロッコリーは、ブロッコリーと中国野菜の「芥藍（かいらん）」とを掛け合わせて作られた種類です。
茎が細長く、花部分は締りがゆるいブロッコリー、茎部分はアスパラガスに似ているのが特徴。
「スティックセニョール」とも呼ばれ、花蕾ではなく脇芽の「側花蕾（そくからい）」を食べます。

茎ブロッコリーは日本各地で作られており、旬の時期は10月～12月初旬あたり。
通常のブロッコリーよりやわらかい食感で、パスタの具にしたり、アスパラガスのように肉巻きにしたりして食べられています。

ブロッコリースプラウトは、ブロッコリーの発芽直後の新芽で「発芽野菜」と呼ばれる種類です。
カイワレ大根のような見た目をしていますが、辛みはありません。

ブロッコリースプラウトの生産は、日本各地でおこなわれています。
主に工場で生産されるため、通年で流通しており旬の時期はありません。

やわらかい食感で、味にクセがないため、生で食べられるのが一般的。
サラダやサンドイッチの具、パスタやうどんのトッピングとして食べられます。