ニンジンの栄養

ニンジンの栄養成分まとめ

ニンジンは、β-カロテンやカリウム、食物繊維などの栄養素を含む野菜。
食事に取り入れることで、抗酸化作用や整腸作用、高血圧予防といった、効果が期待できるんですよ。

この記事では、ニンジンの代表的な栄養成分についてご紹介します。

ニンジンのカロリーと糖質

  • カロリー(エネルギー)…35kcal
  • 糖質量…6.5g

こちらが、ニンジン100gあたりのカロリーと糖質量となります。
ほかの野菜と比較して、カロリーは低めですが糖質は高め。

ニンジン特有の甘みは、糖質量の多さによるものなんですよ。
糖質制限中の方は、食べすぎないように注意しましょう。

ここから、ニンジンに含まれる栄養成分と効果についてお伝えいたします。

ニンジンに含まれる主な栄養成分と健康効果

β-カロテン 視力の調整&肌の老化を予防

ニンジンに含まれるβ-カロテンは、体内でビタミンAに変換される栄養成分です。
カロテンという言葉は、ニンジンの英名である「キャロット」が由来。

β-カロテンには、眼を乾燥から守り、視力を調整する効果があるんですよ。
また、強い抗酸化作用があり、肌の老化を予防してくれます。

β-カロテンは油と相性がよいため、油を使った炒め料理や揚げ物にするのがオススメ。
より効率的に、栄養を体内へ吸収できます。

カリウム 体の水分と塩分のバランスを保つ

カリウムは、体内の水分と塩分をバランスよく調整する栄養成分。
摂りすぎた塩分を体から排出してくれるので、むくみ解消につながります。

また、細胞を正常に保つ効果により、血圧が整えられるため、高血圧の予防にもなるんですよ。

食物繊維 便秘を予防して生活習慣病を予防・改善

食物繊維は、水に溶けない不溶性食物繊維と水に溶ける水溶性食物繊維があります。
ニンジンには、どちらの食物繊維も含まれているんです。

不溶性食物繊維は、小腸で吸収されず大腸に到達し、便通を整えることで便秘を解消。
さらに水溶性食物繊維には、脂質や糖、塩分などを吸着させ、便と一緒に体外に排出する働きがあります。

そのため、血糖値の上昇を防いだり、コレステロール値を低下させたりなど、生活習慣病の予防や改善に効果的だといわれているんですよ。

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