卵の栄養

卵の栄養成分まとめ

卵は、健康を維持するために必要な栄養を、バランスよく含む「完全栄養食」といわれています。

卵といえばたんぱく質のイメージがありますが、ほかにもさまざまな栄養成分が含まれているんですよ。

この記事では、卵の代表的な栄養素とその効果についてご紹介します。

卵のカロリーと糖質

  • 生卵
  • カロリー(エネルギー)…142kcal
  • 糖質量…0.3g
  • ゆで卵
  • カロリー(エネルギー)…134kcal
  • 糖質量…0.3g

こちらは、生卵・ゆで卵それぞれ100gあたりのカロリーと糖質量です。
ゆで卵のカロリーが少ないのは、ゆでることで水分が含まれ、100gに換算するとカロリーの割合が減少するため。

卵は糖質量が低く、筋肉を支えるたんぱく質を多く含んでいるので、ダイエットと相性の良い食品として注目されています。
さらに、卵は健康にも美容にも効果的な栄養成分を豊富に含んでいるんですよ。

ここから、卵に含まれる代表的な栄養成分を5つご紹介します。

卵に含まれる主な栄養成分と健康効果

たんぱく質 ヒトの体を作るために重要な栄養成分

卵がもつ栄養成分の代名詞ともいえるのが、たんぱく質です。
たんぱく質は、筋肉や血液、骨や皮膚、髪など、ヒトの体を作るためには欠かせません。

筋肉をつけて代謝を上げ、痩せやすい体を作るためにも、たんぱく質の摂取は重要。
ダイエット中の方は、卵を食事に取り入れることをオススメします。

脂質 悪玉コレステロールを抑制し動脈硬化予防

卵には、黄身部分を中心に脂質が含まれています。
脂質は、体を動かすエネルギー源となる、重要な栄養です。

また卵は、悪玉コレステロール値を下げ、動脈硬化の予防にも効果がある脂肪酸を含んでいます。

ミネラル 体の代謝や生理機能を正常に保つ

卵に含まれるミネラルは、骨や歯を丈夫にするカルシウム、赤血球を作るために重要な
さらに、たんぱく質の合成に必要な亜鉛などがあるんです。

ミネラルは、体内の代謝や生理機能をコントロールするのに大切な役割をはたしてくれます。

カリウム むくみの減少や血圧低下が期待できる

カリウムは、摂りすぎた塩分を調整してくれる栄養素です。
卵1個分の卵白には、42mgのカリウムが含まれています。

カリウムには利尿作用があり、過剰に摂取した塩分を体外に排出して、むくみを減少させたり、血圧を下げたりする効果が期待できるんですよ。

ビタミン 複数のビタミンをバランスよく摂れる

卵には、脂質やたんぱく質の代謝を助けるビタミンB2やB12、骨や歯を補強するビタミンDが含まれます。
さらに、抗酸化作用で免疫力を高め、アンチエイジング効果もあるビタミンA、ビタミンEなども有しているんです。

このように、卵からは複数のビタミンをバランスよく摂取できます。

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