卵の保存方法

卵の保存方法まとめ

卵は生鮮食品としては、比較的日持ちがよいといわれています。
ですが、保存する方法や期限を誤ってしまうと、食中毒を起こしてしまう危険性もあるんです。

この記事では、卵の正しい保存方法を常温・冷蔵別にご紹介します。

【常温】卵の保存方法

  • 保存する手順
  • 1.とがっている方を下に向けて置く
  • 2.日光の当たる場所、高温多湿な場所を避けて保存

美味しく保存するコツ

卵は常温でも冷蔵でも、保存自体は可能です。
ただし、卵の表面に結露ができないよう、温度差に気をつけることが重要。
結露ができると、「気孔」という小さな穴から、水分と一緒に菌が入り込むリスクが高まるんです。

たとえば、お店では冷蔵されていた卵を、自宅で常温保存すると、温度差で結露が生じてしまいます。
冷蔵で売られていた卵は、冷蔵のまま保存するのが最適です。

常温のまま販売されていた卵のみ、自宅で常温保存が可能だと覚えておきましょう。

また卵は、とがっている方が殻に強度があり、割れにくい性質をしています。
そのため、収納するときはとがっている方を下に向けるのが◎。

保存する場所は、日の当たる場所や高温多湿な場所を避け、冷暗所に置くようにしてくださいね。

保存期間

常温の卵の保存期間は、季節により異なります。

・12~3月(10度以下の状態)・・・2ヶ月間
・4~6月、10~12月(20~23度前後)・・・3週間
・7~9月(25度以上)・・・2週間

こちらは、あくまで目安の期間です。
年間を通して、賞味期限を目安に食べきるのがよいですよ。

【冷蔵】卵の保存方法

  • 保存する手順
  • 1.とがっている方を下に向けて置く
  • 2.パックに入れたまま、冷蔵庫で保存

美味しく保存するコツ

常温保存の項目でお伝えしましたが、卵はとがっている方を下にしておきます。

保存の際、冷蔵庫の卵ポケットを使用するのは、オススメしません。
卵ポケットは扉を開閉する際、卵に振動が伝わり、ヒビが入ってしまう危険性があります。
また、扉を開け閉めするときに、温度変化が起こり、卵の劣化や細菌の増殖につながる可能性もあるんです。

卵はパックに入れたまま、冷蔵庫に入れて保存するようにしてください。

保存期間

冷蔵した卵の保存期間は、2ヶ月間が目安。
ですが、なるべく賞味期限内に食べきってしまうのがよいでしょう。

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