ナスの栄養

ナスは栄養がないと思われがちですが、それは大きな間違い。
カリウムや食物繊維、ポリフェノールなど、健康や美容に嬉しい栄養素が含まれているんです！

この記事では、ナスに含まれる主な栄養素と効能について解説いたします。

ナスのカロリーと糖質

こちらは、ナス100g当たりのカロリーと糖質量。

93%が水分でできているナスは、カロリーも糖質量も低いお野菜です。
水分が多く、低カロリーなことから、「栄養がない」と誤解されてしまったんですよ。

ここからは、ナスに含まれる栄養成分と効能について、解説していきますね。

カリウムには、体内の余分な塩分や水分を排出してくれる働きがあります。
塩分のとりすぎを防ぎ、水分量を調整してくれるため、高血圧予防やむくみの解消に最適。

また、水分とともに熱を取り除き、体を冷やす作用もあるので夏場の食事にピッタリです。
だるさや疲労感、食欲不振などの夏バテにも効果的なため、ぜひ取り入れてみてくださいね。

便秘の改善や解消に役立つ栄養素として、広く知られている食物繊維。
便のかさを増したり、腸内環境を整えたりして、お通じをサポートしてくれます。

さらに食物繊維は、消化や吸収をゆるやかにして、血糖値や血中コレステロールの上昇を抑制。
心筋梗塞や糖尿病、高血圧など、生活習慣病の予防にも効果を発揮してくれるんですよ。

ナスニンは、紫紺色をしたナスの皮に含まれるポリフェノールの一種です。
抗酸化力が強く、がんや老化、生活習慣病などの原因となる活性酸素を取り除いてくれます。

毎日の健康維持はもちろん、アンチエイジングのためにも積極的にとりたい栄養素でしょう。

葉酸は、血液中の酸素を運ぶ赤血球の生産を助けてくれる栄養素。
不足すると貧血になったり、動脈硬化の原因となったりしてしまいます。

また細胞の生産や再生を助けることから、妊娠中の女性にオススメの栄養素です。