ニンニクの栄養

ニンニクの栄養のイメージ

ニンニクは、アリシンやビタミンB6のほか、リンや葉酸などの栄養成分を含んでいます。
滋養強壮効果があるほか、歯や骨を作るサポートをしてくれたり、貧血を予防したりしてくれるんですよ。

この記事では、ニンニクの代表的な栄養成分とその効果についてご紹介します。

ニンニクのカロリーと糖質

  • カロリー(エネルギー)…136kcal
  • 糖質量…21.3g

こちらは、生のニンニク100gあたりのカロリーと糖質量です。

一般的に、ニンニク丸ごと1個は54gなので、カロリーは67kcal、糖質量は10.5g
また、ひとかけは平均6gなので、カロリーは8kcal、糖質量は1.3gとなります。

ニンニクはカロリー・糖質量ともに高いため、ダイエット中の方は注意が必要です。
ただ、ひとかけあたりのカロリーと糖質量は低いので、料理にひとかけ使用するくらいであれば、問題ないといえますね。

ここから、ニンニクの栄養成分4つを解説していきます。

ニンニクに含まれる主な栄養成分と健康効果

アリシン 滋養強壮効果で疲労回復!

アリシンは、疲労回復に効果的なビタミンB1の吸収を助けてくれる栄養成分。
ニンニク特有のにおいの元は、このアリシンの成分なんです。

アリシンには滋養強壮効果があるほか、免疫力を向上させたり、血行を促進させたりしてくれるなど、健康的な身体作りをサポートしてくれるんですよ。

がん予防や、冷え性・動脈硬化の予防などが期待できるため、日常的に摂取することをオススメします。

ビタミンB6 エネルギーの代謝を助ける栄養成分

ニンニクには、たんぱく質をエネルギーに変換し代謝を助けるビタミンB6が豊富に含まれます。
ダイエット中の方や、筋トレを日常的におこなう方には、積極的に摂取していただきたい栄養素です。

また、ビタミンB6はエネルギーの代謝を助けるほか、血液・筋肉・皮膚、さらには粘膜の生成にも深い関わりがあります。
不足すると湿疹や口内炎、むくみなどが起こる危険性があるので、注意が必要ですよ。

リン 歯や骨を作る働きをサポート

リンは、歯や骨を作るのに重要なミネラルのひとつです。
歯や骨を作る働きにくわえ、エネルギーの生成も助けてくれるので、健康的な体を維持するためには必須の栄養素といえます。

葉酸 赤血球の生成を助け貧血を予防する

葉酸は、赤血球の生成を助け、造血を促すビタミンの一種。
血液だけでなく、体内の細胞を作ったり、修復したりする働きもあります。

胎児の発育に深く関わる栄養素のため、貧血気味の方はもちろん、妊娠中の方は意識して葉酸を摂取するようにしましょう。

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