ニンニクの種類

ニンニクの種類まとめのイメージ

ニンニクには、国産・外国産を含め、多くの品種が存在します。
代表的なものは「ニンニク・ジャンボニンニク・プチニンニク・黒ニンニク・ニンニクの芽」などです。

この記事では、ニンニクの代表的な種類の特徴をご紹介。
また、旬の時期や向いている料理もお伝えします。

ニンニクの代表的な種類

  • ニンニク
  • ジャンボニンニク
  • プチニンニク
  • 黒ニンニク
  • ニンニクの芽

こちらが、ニンニクの代表的な5つの種類です。
それぞれの特徴や旬の時期、向いている料理などもあわせてご紹介します。
ニンニクを購入の際は、参考にしてくださいね。

ニンニク

ニンニクは、一般的にスーパーや八百屋でよく販売されている種類です。
ネギの仲間の香味野菜で、香りが強いことで知られています。

外皮の下に鱗茎(りんけい)・りんぺん・小鱗茎(しょうりんけい)があり、6~10個ほどの側球が成っているのが特徴。
旬の時期は、5月~8月となっています。
収穫したニンニクは、乾燥させてよぶんな水分を抜き、出荷されるんですよ。

主な品種には、「福地ホワイト六片」や「上海早生(しゃんはいわせ)」、「壱州早生(いっしゅうわせ)」などがあります。

ニンニクは生で食べると刺激が強いため、焼いたり蒸したり、料理の香りづけとして使用されるのが通例です。
香味野菜のため、肉類と一緒に炒め料理するのが向いていますよ。

ジャンボニンニク

ジャンボニンニクとは、普通のニンニクの5倍~10倍サイズのニンニクで、「エレファントニンニク」とも呼ばれます。
重さは500g~1kgなものが一般的で、大きなものだと直径が8cm~10cmになるものも。
ひとかけが、普通のニンニク丸ごと1個分の大きさになるものもあるんですよ。

旬の時期は、普通のニンニクと同じく、出荷量が増える5月~8月頃です。

ジャンボニンニクは、西洋ネギやポロネギといったリーキの一種で、ニンニク特有のにおいが強くありません。
そのため、スープやサラダ、揚げ料理などが向いているでしょう。

プチニンニク

プチニンニクは、中身が分かれておらず、ひとかたまりになっているニンニクです。
普通のニンニクは、側球が6~10個ほどにわかれていますが、プチニンニクは一粒のみ。
そのため、「一片種にんにく」とも呼ばれます。
また、旬の時期はなく通年で回っていますが、流通量が少ないのが特徴。

プチニンニクは直径が3cmほどと小ぶりで、においもやや弱めです。
小さいサイズを活かして、まるごとホイル焼きにしたり、アヒージョに入れたりするのに向いていますよ。

黒ニンニク

黒ニンニクは、ニンニクを発酵・熟成させたもの。
表面が茶褐色で、側球が黒色なのが最大の特徴であり、名前の由来にもなっているんです。

旬の時期はなく、通念を通して流通しています。

黒ニンニクは味にクセがなく、においも強くないため、カットしてサラダに入れたり、パスタにトッピングしたりするのに向いているでしょう。
また、シンプルにそのまま食べても◎ですよ。

ニンニクの芽

ニンニクの芽は、ニンニクの茎の部分のことで「ニンニクの茎」とも呼ばれます。

現在国内に流通しているものは、ほとんど中国産のもの。
旬の時期はなく、通年市場に出回っています。
国産のニンニクの芽も、輸入に比べれば少ないですが、流通はしているんですよ。
旬の時期は、5月~6月初旬頃です。

シャキシャキとした食感と、食欲をそそるニンニクのかおりから、さまざまな料理に使用可能。
主に、肉や魚と一緒に調理されることが多く、しっかりと味付けをする料理に向ています。

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