ピーマンの栄養
ピーマンは、食物繊維やフラボノイド、ビタミン類など多くの栄養成分を含んでいます。
便秘を解消したり、お肌の調子を整えたりなど、健康や美容によい効果が期待できるんですよ。
この記事では、ピーマンの代表的な栄養成分とその効果についてご紹介します。
ピーマンのカロリーと糖質
- カロリー(エネルギー)…22kcal
- 糖質量…2.8g
こちらは、一般的な青ピーマン100gあたりのカロリーと糖質量。
1個だと平均26gなので、カロリーは6kcal、糖質量は0.73gとなります。
また、ピーマンは色によってカロリーや糖質量が異なるんです。
- 赤ピーマン
- カロリー(エネルギー)…28kcal
- 糖質量…5.6g
- 黄ピーマン
- カロリー(エネルギー)…28kcal
- 糖質量…5.3g
- オレンジピーマン
- カロリー(エネルギー)…19kcal
- 糖質量…2.4g
こちらが、赤・黄・オレンジピーマン100gのカロリーと糖質量になります。
青ピーマンは、赤ピーマンや黄ピーマンより低カロリー・低糖質なんですよ。
ピーマンは、野菜のなかでも低カロリー・低糖質で、ダイエット中の方でも安心して食べられる野菜といえますね。
さらに、ピーマンには、食生活に取り入れたい栄養がたくさん含まれているんです。
ここからは、ピーマンの代表的な栄養成分を4つご紹介します。
ピーマンに含まれる主な栄養成分と健康効果
食物繊維 便通を整え肥満や糖尿病を防止
ピーマンは、100gあたり2.3gの食物繊維を含んでいます。
食物繊維は、便通を整えて、便秘を防ぐ効果があるんです。
また、過剰に摂取した脂質や糖などを体外に排出する作用もあるため、肥満や糖尿病の防止にも効果的なんですよ。
フラボノイド 抗酸化&デトックス作用でアンチエイジング
ピーマンに含まれるフラボノイドは、ポリフェノールの一種で、抗酸化作用・デトックス作用・アンチエイジング効果があるといわれる栄養成分。
さらに、免疫を整える働きもあり、ストレス緩和やがん抑制にくわえ、血液をサラサラにするなどさまざまな効果があります。
ビタミンC お肌や粘膜を健康に保つ!美肌効果◎
ピーマンには、100gあたり76mgのビタミンCが含まれています。
ビタミンCは高い抗酸化作用がある栄養成分で、お肌や粘膜を健康に保つ効果があるんです。
またビタミンCは、ストレスへの抵抗力を高めることで知られています。
寒暖差ストレス・疲労・心痛など、精神・肉体どちらのストレスにも作用するんですよ。
ビタミンA(β-カロテン) 免疫と目の機能に重要な栄養成分
β-カロテンは、体内でビタミンAに変換される栄養成分です。
ピーマンには、β-カロテンが400μg含まれています。
ビタミンAは、体内の活性物質を減少させ免疫を強化し、ウイルスが侵入するのを抑制。
さらに、暗所でも目が慣れる順応機能に関与しています。
暗いところで目が見えづらくなるときは、ビタミンAが不足している可能性あり。
免疫や目の機能を正常に保つためにも、ピーマンを食事に取り入れ、ビタミンAを積極的に摂取しましょう。