ネギの栄養
料理の薬味としてよく使われるネギは、アリシンやビタミンCなど、さまざまな栄養成分が含まれる野菜です。
この記事では、ネギに含まれる代表的な栄養素4つをご紹介します。
ネギのカロリーと糖質
- カロリー(エネルギー)…34kcal
- 糖質量…5.8g
こちらは、ネギ可食部100gあたりのカロリーと糖質量です。
緑色の葉先部分よりも、白い部分に多くのカロリーと糖質が含まれています。
また、ネギは茹でることで100gあたりのカロリーが28kcalに、糖質量は4.3gあたりまで減少するんですよ。
ここからは、ネギに含まれる代表的な栄養成分を4つご紹介していきますね。
ネギに含まれる主な栄養成分と健康効果
アリシン(硫化アリル) 血行を促進し血液をサラサラに
アリシンは、ネギの白色部分に多く含まれている栄養成分です。
ネギの辛みや独特のツンとした香りは、アリシンによるものです。
血行をよくする働きがあり、身体を温めるので、冷え性の改善に最適。
さらに、血中のコレステロール値を下げ、血液をサラサラにする効果も期待できます。
ビタミンC 強い抗酸化作用で免疫力UP
ビタミンCは、ネギの緑色の部分に多く含まれる栄養成分。
強い抗酸化作用で体の免疫力を向上させ、傷や炎症の治りを助け、風邪を予防する効果があります。
また、お肌のシミやしわを防ぐ、美肌効果もあるんですよ。
カルシウム 骨粗しょう症の予防に効果◎
カルシウムは、骨や歯をつくるために必要な栄養成分で、骨粗しょう症の予防に効果的。
また、カルシウムは骨を補強するほかに、筋肉を動かしたり、精神を安定させたりする働きもあります。
葉酸 貧血や肌荒れを予防し疲労回復にもオススメ
ビタミンのひとつである葉酸は、妊婦さんや妊娠を控えた女性がとるとよいとされる栄養成分です。
葉酸には、DNAの構成を促進し、細胞の生産や再生を助ける働きがあります。
また、葉酸が不足すると赤血球をうまく作れず、貧血や肌荒れを起こしたり、疲労感を感じたりすることも。
葉酸には、貧血や肌荒れ防止、疲労回復の効果があります。