タマネギの種類
タマネギは、見た目の色で3つの種類に分類されるのが一般的。
黄タマネギ、白タマネギ、赤タマネギと、それぞれ異なる特徴をもっているんですよ。
この記事では、タマネギの種類別に特徴と主な品種をご紹介します。
タマネギの代表的な種類(品種)
- 黄タマネギ
- 白タマネギ
- 赤タマネギ
タマネギの代表的な種類は、こちらの3つです。
それぞれの特徴や流通状況、代表的な品種などを解説します。
黄タマネギ
黄タマネギは、日本国内でもっとも多く出回っているタマネギの一種です。
一般的にタマネギと聞いて、皆さんがイメージするのは黄タマネギでしょう。
皮が明るい茶色で球形に近く、実がかたく締まっているのが特徴。
収穫直後の皮は黄色ですが、1か月近く乾燥させることで茶色く変色します。
辛味が強い一方、じっくり加熱すると独特の甘味や旨味を楽しめるのも魅力。
水にさらして生で食べても、焼いても煮ても美味しく食べられる種類です。
- ■品種例
- 札幌黄、ネオアース、ケルたま、アトン、ターザン、スーパー北もみじ、オホーツク222、
白タマネギ
白タマネギは、一般的な黄タマネギより成熟が早く、早期に収穫できるタマネギ。
3~5月ごろに出荷される「新タマネギ」は、白タマネギを早採りしたものが多いです。
外見の特徴としては、皮が薄くて白っぽく、扁平な形をしています。
水分量が多くて果肉がやわらかいうえ、辛味も少ないため生食に向いていますよ。
- ■品種例
- 新タマネギ、サラダタマネギ、真白、愛知白早生、シャルム、貴錦、スーパーアップ、ホワイトベアー、パールオニオン
赤タマネギ
赤タマネギは、その名の通り、皮が赤紫色をしているタマネギの種類。
皮の色から、「紫タマネギ」「レッドオニオン」とも呼ばれています。
黄タマネギと比べて、辛味や刺激臭が少なく、甘味があるのが特徴です。
加熱調理も可能ですが、他の材料に色が移ってしまうので注意が必要。
鮮やかな色合いを活かすなら、サラダやマリネなど生食するのがオススメです。
- ■品種例
- アーリーレッド、湘南レッド、緋蔵っ子、さらさらレッド、ルビーオニオン、ルビールージュ、くれない