ジャガイモの栄養
ジャガイモには、主にビタミンC・カリウム・食物繊維といった栄養成分が含まれます。
免疫力を高めたりアンチエイジング効果があったりと、健康にも美容に嬉しいポイントがたくさん。
この記事では、ジャガイモの代表的な栄養成分3つをご紹介します。
ジャガイモのカロリーと糖質
- カロリー(エネルギー)…51kcal
- 糖質量…6.1g
こちらは、生の皮つきジャガイモ100gあたりのカロリーと糖質量です。
皮を剥いて茹でたジャガイモの場合、100gあたりのカロリーが71kcal、糖質量が13.8gとなります。
ジャガイモは、ほかの野菜とくらべて、カロリーと糖質量がやや高い方です。
さらに、フライドポテトやポテトサラダなど、油で揚げたり脂質の多いマヨネーズを加えたりする料理が人気で高カロリーになりがち。
ダイエット中の方は、できるだけ茹でたり蒸したりする調理法で食べるとカロリーを抑えられますよ。
ここからは、ジャガイモに含まれる代表的な栄養成分をご紹介します。
ジャガイモに含まれる主な栄養成分と健康効果
ビタミンC 免疫力UP&アンチエイジング効果が期待できる
ビタミンCは、免疫力を高めてくれる働きがあるので、かぜやウイルス予防に最適。
また、コラーゲンの生成を助け、お肌の老化を防ぐなど、アンチエイジング効果が期待できる栄養成分なんです。
柑橘類に多く含まれるイメージのビタミンCですが、ジャガイモにもみかんとほぼ同じ量が含まれています。
ビタミンCは熱に弱い性質で、通常、加熱されると失われてしまいがち。
ですが、ジャガイモはでんぷんがビタミンCを守るため、加熱しても失われにくいんですよ。
カリウム 体内の塩分を調整し血圧を正常に保つ
カリウムは、体内の塩分を調整するのに、非常に重要な栄養成分です。
ジャガイモは、野菜のなかでもカリウムがとくに豊富に含まれています。
血圧が高めの方や、むくみが気になる方は、積極的に食べると◎。
また、カリウムには、筋肉の収縮を正常におこなう働きがあるため、健康な体を作るために重要な成分といえるでしょう。
食物繊維 腸内環境を改善するので便秘改善に効果有り
食物繊維は、腸内で糖質やコレステロール、有害物質などの吸収を抑えてくれる整腸効果があります。
エネルギーにはならないものの、腸内環境をよくして便秘を改善するのに効果的。
ジャガイモは、白米よりも多くの食物繊維を含んでいます。
食物繊維不足を解消するためには、ジャガイモを意識して摂取するのがよいですよ。