ジャガイモの種類

ジャガイモ種類まとめ

ジャガイモの種類は豊富で、一般的なお店で売られているものから地方在来の品種までを含めて約30種ほどあります。

この記事では、ジャガイモの代表的な品種4つをご紹介。
それぞれの特徴や向いている料理をお伝えしますので、参考にしてください。

ジャガイモの代表的な種類(品種)

ジャガイモは、全国的に生産されています。
収穫時期は4月~7月、9月~12月下旬と、年間を通して手に入りやすい野菜のひとつです。

国内の主な産地は、全国生産量の約80%を占める北海道、次いで、鹿児島、長崎。
北海道では、ジャガイモを春に植え、9月に収穫時期を迎えます。
一方、鹿児島や長崎では、4月と9月以降の2度に分けた収穫を実施しているんです。

春に収穫されるジャガイモは、皮が薄くて美味しいため、「新じゃが」と呼ばれ人気があります。

こちらは、ジャガイモの代表的な4つの品種。

  • 男爵イモ
  • メークイン
  • インカのめざめ
  • キタアカリ

ここから、それぞれの特徴と、向いている料理をご紹介します。

男爵イモ

男爵イモは、日本のジャガイモの起源といわれるジャガイモです。
球体で、表面のゴツゴツとした凹凸が特徴。
でんぷん質で果肉は白く、加熱するとほくほくした食感が楽しめます。

コロッケやマッシュポテト、粉吹きイモ、ふかしイモなどの料理にオススメですよ。
煮崩れしやすいので、煮物に使用する場合は、煮込みの時間を短くしましょう。

メークイン

メークインは、つるっとした長楕円形の見た目が特徴的な品種です。
果肉は淡い黄色できめ細かく粘質で、でんぷんは少なめ。

煮崩れしにくいので、カレーやシチューなどの煮込み料理や、ジャーマンポテトといった炒め料理に向いています。

インカのめざめ

インカのめざめは、ジャガイモの品種のなかでも小ぶりで、しっとりした質感が特徴の品種。
果肉が黄色く、甘みが強いため、スイートポテトの素材にぴったりです。
また、煮崩れしにくいため煮物にも向いており、ポタージュやポトフなどの料理にも向いていますよ。

さらに、調理後も果肉の黄色が保たれるので、ポテトチップスやフライドポテトにも使えます。

キタアカリ

キタアカリは、男爵イモと似ていますが、より食味・香りが強い品種。
果肉は黄色くでんぷん質で、ほくほくとした食感が特徴的です。
非常に煮崩れしやすいため、煮物や炒め料理は避け、電子レンジによる加熱料理に使うとよいでしょう。

コロッケやポテトサラダ、ふかしイモなどには最適ですよ。

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